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テオドール・クレンツィス&ムジカエテルナ・・Meininger Theater・・2017/4/12 [コンサート・リサイタル]

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Dirigent: Teodor Currentzis
Mit: MusicAeterna (Orchester), Nuria Rial (Sopran), Paula Murrihy (Mezzosopran)

JOSEPH HAYDN (1732–1809)
„Die sieben letzten Worte unseres Erlösers am Kreuze” Hob. XX/1

GIOVANNI BATTISTA PERGOLESI (1710–1736)
„Stabat mater”

 4月の旅行目的は長年親しまれてきたDOBのリング。前後に何か良い公演はないかと調べたところ見つけたのがこの公演。
 マイニンゲンは初めて訪れましたが、思いの外小さな田舎町でした。それでも歴史のある立派な劇場があり、演劇界ではマイニンゲンなくしてハリウッドなしといわれるほど重要なところだそうで、オペラにおいてもガランチャがアンサンブルだったり、今をときめくキリル・ペトレンコが音楽監督だった時代もあったのですから、侮れないところです。

 ムジカ・エテルナは前半は立奏でしたが、後半のスターバト・マーテルは奏者は着席しての演奏。

 照明は薄暗く、舞台前方に一列に並べられた蝋燭の炎がほのかに下から舞台上の人達を照らす中のスターバト・マーテル。リアルの清らかで透明感のある声とマリヒーのしっとりと愁いを帯びた声が美しく調和し、演奏と一体となった厳かさに心静かに浸った時を過ごしました。

 この作品は若干26歳にして逝去したペルゴレージの最後の作品とのこと。深い悲しみの中に透明感、清涼感のある美しい作品でした。


マッティ サルミネン・・・・・2016/11/12 [コンサート・リサイタル]

Leif Segerstam, Dirigent
Matti Salminen, Bass

Yulia Mennibaeva, Mezzosopran (Fjodor)
Otar Jorjikia, Tenor (Schujskij)
Valeriy Murga, Bariton (Schtschelkalow)
Pavel Daniluk, Bass (Pimen)   

  Arien aus «Die Zauberflöte»,
«Eugen Onegin», «Don Carlo»,
«Der fliegende Holländer»,
«Götterdämmerung», «Boris Godunow»  

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 マッティ・サルミネンのさよならコンサートです。ここチューリッヒでも人気が高く、最後の公演を惜しむ観客で一杯でした。19時開演、21時頃終演と表示があったのですが、すごくお話好きで会場をなごませ、終了は22時を過ぎてました。

 オケの演奏もすごく良くて、どのプログラムも充実してましたが、圧巻だったのはボリスゴドノフの死の場面、他の歌手を交えたパフォーマンスは臨場感に満ちたものでした。

 今までサルミネンを聴けたのはここチューリッヒで聴いたオランダ人でのダーランド役だけ。まだ歌ってくれる機会はどこかでないものかと調べてしまいました。なんとか聴きに行きたいものです。

 ところでチューリッヒのオランダ人でタイトルロールを歌ったステンスヴォルトはもう引退してしまったのでしょうか?地獄から這い上がってきたような凄みにはゾクっとさせられました。超ベテランだとも知らず、また聴く機会もあるかと思っていたのですが、最近おみかけしません。

 超ベテランの味わいは引退する前に聴いておかなくてはとつくづく思った公演でした。




エレーヌ・グリモー/オーストラリアン・ユース・オーケストラ/マンフレート・ホーネック・・・Kurhaus Wiesbaden - Friedrich-von-Thiersch-Saal・・2016/7/22 [コンサート・リサイタル]

Hélène Grimaud, Klavier / Australian Youth Orchestra / Manfred Honeck, Leitung

Programm
Carl Vine Celebrare Celeberrime
Maurice Ravel Klavierkonzert G-Dur
Gustav Mahler Sinfonie Nr. 1 D-Dur „Der Titan“

 日本からの到着日に公演が何かあるかと探したところ見つけたのがラインガウ音楽祭のこの公演。
5月にヴィースバーデンのオペラハウスに行ったばかりですが、すぐ側にあるクアハウスの中にあるコンサートホールでの公演でした。
 ただし、この公演は人気が高く、気づいたときは売り切れ。4月下旬になって再度販売に出ていたので音楽祭のH/Pで申し込んだのですが、ちょうどゴールデンウィークの時期に代金を振り込むようにというメールがあり、日本の銀行は長い休日で期日までに送金は無理と返信。それに海外送金など手数料が高くて避けたいと思い、当日チケットを受け取るときに支払うということで了承してもらえて助かりました。

 オーストラリア・ユース・オーケストラは毎年オーストラリアの若手の中からメンバーを選抜し、海外ツアーを行っているそうで、今年は欧州とアジアを1か月ほどかけて巡るそうです。会場にはメンバーの家族の人たちも大勢いて、どうりでチケットが早々に売り切れとなるわけです。

 若さ溢れる活力に満ちた演奏になったのは言うまでもなし。指揮のホーネックもそれこそが狙いとばかりエネルギーに満ちた爆演で、これほどの鳴らしっぷりは楽友協会で聴いたフェドセーエフ&モスクワ放送響以来かななどと思い出しつつ、最初のVineが終わった段階で最後までこの調子だと虚弱体質の[猫]の耳はどうなってしまうかと心配したのですが、その後グリモーのピアノとの共演では鳴らしっぱなしというわけはないということで全く問題なく楽しめました。

 若い人たちが心を一つにして臨む音楽に力をもらった公演でした。


to touch – to kiss – to die - Englische Lieder von H. Purcell, N. Matteis, J. Dowland・・Globe Neuss・・2016/6/17 [コンサート・リサイタル]

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Valer Sabadus, Countertenor
Olga Watts, Cembalo
Axel Wolf, Laute
Pavel Serbin, Barockvioloncello
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 ベルリン・リングは15日と19日、その間16日と18日はすぐに鑑賞する公演は決まったのですが、この17日はどうするかと調べたところ、サバドゥスくんのH/Pでこの公演を発見。遠征の間一回は小さな劇場で古楽を聴いたほうが耳が休まることもあって、よい公演を見つけたと自己満足。

 デュッセルドルフの郊外、ノイスという町にあるグローブ座での公演です。グローブ座というと当然シェークスピアを上演するために造られたイギリスのグローブ座を思い浮かべますが、こちらのグローブ座はイギリスのグローブ座を模して作られたもので、オリジナルは木造建築だったそうです。現在は安全面を考慮し、鉄の壁で覆われ、内部の柱も鉄を使用してます。
 ちょうどこの時期、シャークスピア・フェスティバルが催され、主にシャークスピアの演劇が上演されるのですが、こうしてイギリスの古楽を楽しむ公演も盛り込まれていたわけです。
 非常に小さな劇場で気が付いたときは数席しか残ってなく、2階席の端の席でしたが、それでもチケットを入手できて良かったです。
 宿はデュッセルドルフでしたが、行き方をシェイクスピア・フェスティバルのH/Pで調べて行ったところ、トラムの停留所からグローブ座までが分かりにくく、停留所そばの売店で尋ね、途中で会った人に尋ねたりしてなんとかたどりついたというところ。我ながらよくここまで来たなと思いながらの鑑賞となりました。

 to touch – to kiss – to dieというのは同名のタイトルでCDも出してますが、人の一生を表したタイトルとのこと。この公演もおそらくCDの中からの抜粋ではないかと思います。

 途中大雨に見舞われ、鉄の壁にバラバラと雨が打ちつける音も伴奏の一つになっていた時間もわずかにありましたが、それも一興。
 こじんまりとした空間で、古楽器とサバドゥスくんの優しい歌声を堪能して素敵な時間を過ごした夜でした。

パーヴォ・ヤルヴィ指揮パリ管弦楽団・カヴァコス・・・Grande salle - Philharmonie・・・2016/5/25 [コンサート・リサイタル]

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Orchestre de Paris
Paavo Järvi, direction
Leonidas Kavakos, violon

Richard Dubugnon
Caprice pour orchestre II (commande de l'Orchestre de Paris, création mondiale)
Béla Bartók
Concerto pour violon n° 2
Entracte
Dmitri Chostakovitch
Symphonie n° 6

 初めてのパリフィルハーモニー。

 始まりは世界初演の曲。最初は難しくてとっつきにくい曲かと思いきや、変化に富んだ面白さ。

 バルトゥークではカヴァコスの技術を満喫。

 なんといっても面白かったのは休憩後のタコ。パリ菅が上手いのは承知の上。弦はキレキレで絶妙、管は生き生きとした音をだすし、打楽器はインパクト抜群。それぞれの音が混濁することなく絡み合い、その一体感がもたらすエネルギーは圧倒的。これは演奏していてもさぞかし楽しかろうというノリの良さ。

 パーヴォ・ヤルヴィ&パリ菅は熱くて最高!でした。

グリゴリー ソコロフ・・・Liederhalle・Stuttgart・・・2016/4/21 [コンサート・リサイタル]

R. Schumann
Arabeske op.18

Fantasie in C major op. 17

Intermission



F. Chopin

Nocturne in B major, op.32 n.1

Nocturne in A-flat major, op.32 n.2

Sonata No.2 in B-flat minor, op.35

1. Grave. Doppio movimento
2. Scherzo
3. Marche funèbre
4. Finale. Presto

4月の旅行の最後を飾るのはオペラではなく、ソコロフのリサイタル。

ローザンヌからは5時間近くかかりましたが、来た甲斐があったリサイタルでした。

ピアノという楽器一つでこれほど厚みのある表現ができるとは・・・・

賞賛は長々と続き、6曲もアンコールに応えてくれましたが、プログラムはソコロフのH/Pからコピペしたもの。
あと2曲は不明。

ベルリン国立歌劇場管弦楽団・・・Musikverein・・・2015/9/20 [コンサート・リサイタル]

Staatskapelle Berlin
Daniel Barenboim, Dirigent
Martha Argerich, Klavier

プログラム
Ludwig van Beethoven
Konzert für Klavier und Orchester Nr. 2 B-Dur, op. 19 Konzert für Klavier und Orchester Nr. 2 B-Dur, op. 19
-------- 休憩 ----------
Edward Elgar
Symphonie Nr. 1 As-Dur, op. 55 Symphonie Nr. 1 As-Dur, op. 55

 前方2列目の席。想定内ではありましたが、ピアノの場合、ペダルワークがよく見える席ということ。ちょうど優雅に湖面を泳ぐ白鳥の足を見ているような感覚でした。アルゲリッチは結構細かくペダルを踏んでいて、それゆえに生まれる美しく深い音色を堪能。

 アンコールはなんとバレンボイムとの連弾。ペダルはアルゲリッチが担当してました。柔らかく、優しく、豊かな演奏に陶酔。

 休憩後のエルガーはSKBの低弦の魅力にドップリとつかり・・・
ひさびさに[猫]のSKB漬け一丁上がり。

 ちょうど日本はシルバーウィークで、日本の方も大勢いましたが、「最高やったな」という声あり。全くもって同感でした。

プラハ交響楽団・オープニングコンサート・・Smetana Hall・・・2015/9/17 [コンサート・リサイタル]

Pavel ŠPORCL | violin
PRAGUE SYMPHONY ORCHESTRA FOK
Pietari INKINEN | conductor

プログラム
ESA-PEKKA SALONEN  LA Variations (Czech premiere)
BOHUSLAV MARTINŮ  Concert for violin and orchestra č. 1 H 226
ANTONÍN DVOŘÁK  Symphony No. 9 in E minor, op. 95 "From the New World"

 
 初めてのスメタナホールでの鑑賞は首席指揮者インキネンを迎えてのオープニングコンサートでした。

 まず、プログラムが素晴らしい。
 初めにインキネンの祖国フィンランドの先輩指揮者サロネンの曲にしたのはフィンランド出身という自己紹介のよう。
 次に、祖国チェコに帰郷することを願いながら時代に翻弄され、無念にも願い空しく異郷で果てたマルティヌーを忍ぶ。バイオリニストのシュポルツルは長い髪を後ろで束ね、さりげないカジュアルな服装で現れ、これまたさりげなく妙技を披露し、観客は大感動でアンコール。

 休憩後のドヴォルザークはオケのメンバーの誇りに満ちた演奏に聴いていても見ていても感動でした。

 観客はスタンディング・オベーション。隣に座っていたおばあちゃまは胸に手をあて、目に涙を浮かべてました。

 インキネンとプラハ交響楽団の船出は順風満帆に思えました。

ロジャー・アイザックス / ムジカ・フロレア・・Masquerade Hall・・2015/8/7 [コンサート・リサイタル]

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Roger Isaacs /counter tenor

Musica Florea
Marek Štryncl - artistic leader

 ザルツブルクの『トロヴァトーレ』は人気が高く、第一希望の日程が取れずに、中3日開いてしまいました。そこでブレゲンツ、ウィーン近郊のザンクト・マルガレーテンなどを考えたのですが、チェコのチェスキークルムロフではちょうどフェスティヴァルをやっていて、なおかつチェスキークルムロフ城の庭園内にある野外劇場でも公演を行っているというのを発見。交通の便も公共交通機関で行くのは大変ですが、乗り合いシャトルで30ユーロくらいでチェスキークルムロフのホテルまで行けることが分かったので、最も簡単に行けるし、公演も2公演は鑑賞できるということでチェスキークルムロフ行に決定しました。

 この公演はフェスティヴァルの公演で、世界遺産のチェスキークルムロフ城の見どころである仮面舞踏会の間での公演でした。

 大劇場の公演の間にこじんまりとした音楽空間で古楽を聴くのは病みつきになりそうな心地よさです。

 CTのアイザックは大柄な人でしたが、ヘンデルのアジリタ三昧は見事で、スタンディングオベーションでした。

Purcell / Stravinsky / Orthodox liturgyムジカエテルナ・・・Auditorium, Darius Milhaud Conservatoire・・・2015/7/16 [コンサート・リサイタル]

Musical direction Teodor Currentzis
Orchestra and chorus MusicAeterna (chorus and orchestra of Perm Opera )

Soprano Nadezhda Pavlova
Alto Nataliia Liaskova
Tenor Stanislav Leontiev
Bass Dmitry Ulianov
Pianists Artem Abashev, Oksana Pislegina, Alexander Osminin, Mikhail Mordvinov

Russian songs from the 16th century
Piotr Tchaïkovski Hymn of the Cherubim
Igor Stravinsky Otche Nash
Henry Purcell Anthem - Hear My Prayer, O Lord!
Igor Stravinsky Veruiyu
Henry Purcell Anthem - I will sing unto the Lord
Igor Stravinsky Bogoroditca, deva, raduicia
Henry Purcell Remember Not, Lord, Our Offences
Igor Stravinsky The Wedding
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 再びのエクス。

 初日はダブルヘッダーで、まずクレンツィス&ムジカエテルナのコンサートでした。

 会場は大劇場のそばの小ぶりなホールでしたが、まるで音楽学校に付属したコンサートホールのような雰囲気。

 前半は演奏なしのコーラス、後半はピアノ4台と打楽器、ソリストを交えたパフォーマンスでしたが、特に印象に残ったのは前半のコーラスでした。

 コーラスが入場するとき、低音がかすかに流れ、それがコーラスの声なのか、電子音によるものなのか判断はできなかったのですが、おごそかな雰囲気に包まれました。コーラスの中には後半でソリストを勤める歌手の顔ぶれも見受けられました。

 クレンツィスの指揮ぶりはまるで気を操る気功師か魔法使いのよう。手の動きに一瞬遅れてコーラスの声量が変化するさまは、まるでスライム。
いや、その声の輝きも考えると水銀のよう。
いやいや、個体でも液体でもなく、そのボリュームが変化する様は気体。

 我ながら何を言っているのでしょうか???なぞなぞのような感想になってしまいました<(_ _)>

 それくらい不思議な魅力を放ち、コーラス全員がゆっくりとパントマイムのような動きをするのも独特な美しさだったパフォーマンスでした。

デュオ リサイタル・・・Berliner Philharmonie・・・2015/4/1 [コンサート・リサイタル]

VIOLINE
Gidon Kremer
KLAVIER
Denis Kozhukhin

Mieczysław Weinberg Sonate Nr. 2 op. 95 für Violine solo
Johannes Brahms 7 Fantasien Op. 116 für Klavier
--
Mieczysław Weinberg Sonate Nr. 3 op. 126 für Violine solo
César Franck Sonate A-Dur für Violine und Klavier FWV 8

 ハンブルクからベルリンへ向かう列車が悪天候のためキャンセル。昼過ぎの列車でなんとか移動できたものの、ベルリンはときおり突風、雨、あられの悪天候。飛行機も欠航が多いにちがいなく、公演の出演者も移動できずにキャンセルする人がいてもおかしくない状況でした。

 案の定、アルゲリッチはキャンセルになってしまいましたが、理由は病欠とのこと、会場のフィルハーモニーでは払い戻しを受け付けていたため、ケーロケロとカエル人もチラホラ。[猫]はカエル人になるはずはなし。

 バイオリンやピアノのリサイタルを聴くことは普段皆目ないもので、最初の曲などは
チャカチャカキューキューってなんだかテキトーに弾いてる? ←不埒<(_ _)>
とネコに小判状態。。。。。。それでも超一流の技がくりだす美しい音色の多彩さには恐れ入りました<(_ _)>ピアノとのアンサンブルも美しく、アルゲリッチは残念でも満足でした。







ジルベスターコンサート・・・Berliner Philharmonie・・2014/12/29 [コンサート・リサイタル]

BERLINER PHILHARMONIKER
SIR SIMON RATTLE Conductor
Menahem Pressler Piano

Jean-Philippe Rameau Suite from Les Indes galantes
Wolfgang Amadeus Mozart Piano Concerto in A major K. 488
Zoltán Kodály Háry János Suite (Excerpts)
Antonín Dvořák Slavonic Dances (Selection)

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 前日到着したときには寒くても雪はなかったのに、朝起きたら一面真っ白でした。

 ベルリンフィルのジルベスターは2回目ですが、今回は妖精のようなおじいちゃんがヒョコヒョコッと登場して優しいピアノの音色に会場は満たされ、その余韻はおじいちゃんがヒョコヒョコッと帰ってからも残り、妖精のジルベスターといったところでした。
 考えてみると、初めてのジルベスターではバルトリを前座呼ばわりするという不届き千万な感想でしたが、何回か聴いたことのあるバルトリよりも初めて聴くベルリンフィルが強く印象に残ったのであって、今回は初めて聴く妖精のようなおじいちゃんの印象がいつまでも残ったのでした。
 妖精のおじいちゃんのお名前はプレスラーさん、御歳93歳とのこと。1世紀以上元気にご活躍いただいて、まだまだ感動を多くの人に伝えていただきたいです。


ベートーヴェン第九・・GEWANDHAUS・・・2013/12/30 [コンサート・リサイタル]

 それほど聴きたい公演がなかったのですが、そういう時はドイツに行くに限ります。
 ドイツはたいしておもしろい国ではありません。
知り合いがいたので訪れることはあっても好んで行くような国ではありませんでした。
ところが、ことクラシッック・オペラとなると世界中から音楽家たちが大集合ですから、質は他の追随をゆるさないのは当然で、多くの名門オーケストラが存続しつづけ、スター歌手の生み出される地となってます。
先日スカラの椿姫とベルリンのジルヴェスターのBS放送がありましたが、ダムラウ、ルチッチそしてガランチャと12年程前に3人共フランクフルトの専属歌手だったのですから、侮れじ、いや恐るべしフランクフルト\(・o・)/!
世の中5年はオラ達より遅れてるよネ。
とフランクフルトの人が思っているか否かは知る由もなし(・◇・)
他の歌劇場からも多数の歌手が輩出されてますが、長くなるので省略。
一流の歌劇場は一流の人がいる、あるいは一流を輩出できる活力があるところであって、有名人を呼べるなんてことは他人の褌で相撲をとっているようなもの、それが何か?と思えてしまいます。

 このところあまり感動することがなくなってきているので、原点に帰ってベルリンへ
シラー劇場はワーグナーには小さすぎてオケが鳴りすぎになるか、小さなオケピで編成の問題でバランスが崩れてしまうのではないかと思って足が遠のいているのですが、この機会に様子見とばかり、オランダ人に行くことにしてました。
はい(^-^)/
してましたになってしまったのは諸事情により行くこと能わず・・・
はい(^-^)/
なんとなく行く気がしてなかったのは正しい予感で、『フィデリオ』を聴いて行く気になってしまったのがそもそもの間違い
はい(^-^)/
でも速攻、気を取り直すのは得意
はい(^-^)/

 いつか聴きたいと思って機会なく過ごしてきたゲヴァントハウスに行ってきました。
特に年末の第九はこの地で1918年から続く伝統の公演です。

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GROSSES CONCERT ZUM JAHRESWECHSEL
Gewandhausorchester; Chor der Oper Leipzig; GewandhausChor; GewandhausKinderchor; Riccardo Chailly; Camilla Tilling, Sopran; Gerhild Romberger, Alt; Simon O'Neill, Tenor; Ain Anger, Bass
 
 スカラ座音楽監督に就任が決まったシャイーですが、2020年までゲヴァントハウスとの契約を続けることはそれ以前に決まっているはず・・・・
スカラ就任はまだ先のことであり、どうなるか分からないことであってゲヴァントハウスのスタッフに聞いても仕方ないと思いつつ、スカラ座監督に就任しても2020年までゲヴァンドハウスにいるかどうかを尋ねたところ・・・
間髪いれず、自信を持って”イエス”の一言。

公演を聴いて納得。
シャイーはこのオケと仕事していたら離れたくないであろうと勝手に想像してしまうほど充実した内容でした。

冒頭でのオケの奏でる音は軽く柔らか・・・
しかし、このオケは気体から液体、液体から固体、時に固体から気体へ昇華するがごとく音の密度は自由自在。
これは全く味気ない表現でよろしくない_(._.)_ 
泡のような軽やかさと思っていると、細かい泡がクリームのようなまろやかさに変化して、そのうち濃厚なチョコレートのコクまで味わえる。
これまた食べ物の味がしすぎの表現でよろしくない(._.)_ 
低弦がガッシリと重く響く中、バイオリンがふわふわとした軽やかさで絡んだりすると
ザッハートルテにふわふわのクリームをかけてるような味わいがしてしまったのは、コンサート前に食事してデザートは我慢したせいです_(._.)_ 

管は実に巧妙でまろやかに変化し、ティンパニも強弱のつけ方が絶妙な存在感、
何より全体のバランスが素晴らしいのはシャイーとオケとの相性の良さを物語るに十分に思えました。

合唱はオケ後方の客席に冒頭からいたのですが、最前列だけ途中から入場してきて、真ん中にソリスト達がいました。
合唱は男声よりも女声のほうが主に聴こえて力強いというよりも純粋で輝かしい印象。
ソリストも良かったのですが、オニールは第九には少々違和感があったような?
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テンポは一貫して速めでしたが、それが生き生きとした生命力に繋がっていた公演でした。


ゲヴァントハウスはライプツィヒ歌劇場、聖トーマス教会でのミサ演奏も行っているということで、こちらも機会があればぜひ聴いてみたいものです。
そういえば、聖トーマス教会でオルガン演奏を聴くことができたのですが、奏者はゲヴァントハウスのメンバーだったのでしょうか?

ベルリン、ドレスデン、そしてライプツィヒ・・・・
黄金のトライアングルと呼ぶことにしよう。

ではこのあとドレスデンへ行ったかというと・・・
とても行きたいとは思えないビジネスの匂いがプンプンするジルヴェスター・・・・
ミュージカルナンバーをSKDで聴きたいと誰が思うのでしょう?
というのは田舎者の考えで、ドレスデンの人たちにとってはたまには良いというところかもしれません。
それに実際に行った人に失礼_(._.)_ 
しかし、コバンザメ作戦はオペラの曲だと他の人と比べられてしまうので、お得意の曲にしたのだろうとしか思えないのですけど・・・・。
どうしてティーレマンはここまでルネさまを持ち上げなくてはいけないのかと疑問は更に深まったのでした。
オリジナルキャストのカウフマンだったら様になった公演でしょうが、キャンセルで付き合わなくてはいけなくなった不思議くんには辛いプログラムだと思ってしまいました。

ベルリンフィル ジルベスター・Berliner Philharmonie・・2012/12/29 [コンサート・リサイタル]

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Sir Simon Rattle Conductor
Cecilia Bartoli Mezzo-Soprano
Jean-Philippe Rameau
Dances Suite from Les Boréades

George Frideric Handel
"Scherza in mar la navicella", Aria of Adelaide from Lotario
George Frideric Handel
"Ah che sol ... Mʼadora lʼidol mio", aria of Agilea from Teseo
Jean-Philippe Rameau
Gavotte and Entr'acte from Les Boréades
George Frideric Handel
"Lascia la spina", aria of Pleasure from Il Trionfo del Tempo e del Disinganno

Antonín Dvořák
Slavonic Dances in C major op. 46 No. 1, in D flat major op. 72 No. 4 and in A flat major op. 46 No. 3
Maurice Ravel
Daphnis et Chloé Suite No. 2
Johannes Brahms
Hungarian Dance No. 1 in G minor

熾烈を極めたチケット発売当日
まーったく繋がらず、繋がったときには全て売り切れ・・・
あ・・・そ・・・・・・ええよ・・・(-ω-)
ジルベスターコンサートはノンサブスクリプションなので、販売数は多いのですが、その人気の高さは噂どおり、
3日間あるうちの初日ですが、この日がチケットが一番お安く、30日、31日値段が上がっていくせいか?この29日が一番最初に売り切れ。
しかし、そのうち出てくることもあるかろうとチェックしていたら、出てきましたがな。
舞台後方の席であろうと、とにかくなんでもよいからチケットを確保できるだけでもラッキー。
ところがところが・・・問題発生
ネット上、チケットを確保するまではスムーズにできるのに、その後画面が進まない・・・・
15分間の時間制限があるにもかかわらず、進まない(´・_・`)
3,4回チケットを確保しては放し、それで一時間経過
ところがどうも同じような状況でチケットを放している人もいるようで、舞台サイドの上方の席が出てきて、これはこれでラッキー・・・
しかし、画面が進まなきゃ購入できまへんがな・・・(;´Д`)
そのうち他の公演を購入すれば時間が延長できるということに気づき・・・見もしない公演のチケットをバスケットに入れる・・・しかし、やはり進まない/(-_-)\
もー(ーー゛)・・・・あきらめようっと。。。
ところが、販売サイトからベルリンフィルのH/Pに移動して、my accountへ進んだら、スムーズに進み、余分に確保した公演は購入直前に消去して、この公演だけ購入。
どうなっとんの?ではありましたが、とにもかくにも、初めてのフィルハーモニーo(^o^)o
リンデンの『パルジファル』を観たのがオペラにハマッたきっかけですが、その時も当初はベルリンフィルが聴きたいと思っていたのに、ベルリンフィルがツアーで不在のためリンデンへ行くことに・・・・
その後はベルリンといえば、リンデンになってしまったので、行く機会なく月日が流れてしまったのでした。

一部は古楽器を交えた小編成のオケ
バルトリとベルリン・フィルではイメージが違うと思っていたのは、あー浅はかなり。
オーボエやトランペットの妙技とバルトリのアジリタ、ベルリンフィルとの共演だからこそ可能な醍醐味を満喫。
ただバルトリの歌声にフィルハーモニーの会場は大きすぎの感は否めず、
チューリッヒで聴いた時のほうが声に潤いがあり、アジリタもクリアに聞こえていたような気がしました。

二部に入ると大編成のオケ
精鋭集団の奏でる音楽たるや筆舌に尽くし難く(゚O゚)
一部のバルトリと小編成オケによるバロックがいくら素晴らしくても、二部の大編成の精鋭集団の織り成す圧倒的な音楽の前では前座と化してしまったような・・・・
歌手も音楽もその特徴によって、会場の大きさや音響の違いで味わいが変わってしまう。
それぞれに最高に輝く場がある。
なんといっても、ここはベルリンフィルの本拠地なのでした。


もーベルリンだけ来ていれば良い!他に行くことはなし!
ベルリンに来てこことシュターツオパー、それだけでOK!
気が向いたらDOBやコーミッシュもあるし、ドレスデンへ足をのばすのもよし。

と言いつつ・・・オヨヨ
次回来れるときにはベルリンフィルはツアー中、
シラーのリングはチクルスでしかチケット販売してない・・・・
そして夏はもともと公演なし・・・・
結局また他を放浪することに・・・(´・_・`)
ベルリンはまた年末で『魔笛』とジルベスター?
それもよいかな?

尚、27日深夜、日付は28日、0時45分からBSプレミアムで放送があるそうです。
バルトリの歌声も録音の方がクリアに楽しることでしょう。

ダニエル・バレンボイム シューベルト・サイクル1・・Grosses Festspielhaus・・・2012/8/15 [コンサート・リサイタル]

PROGRAM
FRANZ SCHUBERT • Piano Sonata in G, D. 894
FRANZ SCHUBERT • Piano Sonata in C minor, D. 958

Daniel Barenboim, Piano

一日4公演という暴挙の最後の公演、そして旅行の最後の公演、ようやく書き終えます。

バレンボイムの指揮でワグナーを鑑賞する機会は多く、何回も感動を味あわせてもらいましたが、
ピアノは初めてです。
もともとピアノにはそれほど興味がなく、あえて聴きに行くこともないので、他のピアニストもほとんど聴いたことがありません。

指揮のひと振り、ひと振りであっという間にワグナーならワグナーの世界へと空間を変えていくように、ピアノの一音一音でシューベルトの世界に観客を引き込んでいくようでした。

カーテンコールでの観客のスタンディング・オベーションで人気の高さを改めて感じることとなりましたが、音楽を通して平和活動を行っている姿勢を含めて、敬意の現れでしょう。


平和を願い、ひたすら音楽に没頭するのは、使命なのか?
ごく当然のように旺盛に活動する姿は、音楽の仙人といった域に達しているように見えました。

何故か一昨年鑑賞した『ディオニュソス』を思い出し、
脱皮したNが最後に見出したものが少し分かった気がしたのでした。

コラ!
フラフラ、ヘラヘラと好き勝手に暴走することがやるべきことじゃないでしょ!
やるべきことはあるでしょ!
はーい(^-^)/
できること、やるべきこと・・・それは秘密。

ということで[猫]もNを見習って脱皮しました。
ネコの皮いらんかえー・・・・
(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-きな三味線できまっせー
音は保証できないけど・・・
・・・・・
いや、売らずにとっておこう
また身につける時もくる。
・・・・
でも今は何故かラクダの皮を身につけているのでした(・◇・)

リーダーアーベント・・マティアス・ゲルネ・・Mozarteum・・2012/8/15 [コンサート・リサイタル]

PROGRAM
LUDWIG V. BEETHOVEN • Sechs Lieder nach Gedichten von Gellert op. 48
Bitten / Die Liebe des Nächsten / Vom Tode / Die Ehre Gottes aus der Natur / Gottes Macht und Vorsehung / Bußlied
FRANZ SCHUBERT • Gesänge des Harfners D 478 I, III, II
Wer sich der Einsamkeit ergibt / An die Türen will ich schleichen / Wer nie sein Brot mit Tränen aß
JOHANNES BRAHMS • Vier ernste Gesänge (Four Serious Songs), Op. 121
Denn es gehet dem Menschen wie dem Vieh / Ich wandte mich um und sahe an / O Tod, wie bitter bist du / Wenn ich mit Menschen- und mit Engelszungen redete
JOHANNES BRAHMS • Four songs based on poems of Heinrich Heine
Es schauen die Blumen op. 96/3
Sommerabend op. 85/1
Mondenschein op. 85/2
Meerfahrt op. 96/4
JOHANNES BRAHMS • Lieder, Op. 32
Wie rafft' ich mich auf in der Nacht / Nicht mehr zu dir zu gehen / Ich schleich' umher / Der Strom, der neben mir verrauschte / Wehe, so willst du mich wieder / Du sprichst, dass ich mich täuschte / Bitteres zu sagen denkst du / So stehn wir, ich und meine Weide / Wie bist Du, meine Königin

Matthias Goerne, Baritone
Christoph Eschenbach, Piano

時が経ってしまいましたが、記録として残しておきます。

アリアドネで不本意ながらガミガミ虫となりましたが、ザルツァッハ川にかかる橋を渡りながら、この前書いたように、小さなカバがピチピチと泳いでいるのを想像してニンマリしながらモーツァルテウムに行ったわけであります。

以前パーペがオペラの公演を今後減らしていくと言った記事を目にしたことがありますが、そういった選択も良しと考えさせられた公演でした。

ゲルネはオペラの出演は大変少なく、リートを中心に活躍している人ですが、柔らかく、懐の深さを感じる美しい味わいがありますね。
エッシェンバッハのピアノは優しく寄り添い、穏やかな時間を過ごすことができました。

今後ゲルネはミュンヘンの『タンホイザー』でヴォルフラム、マドッリッドの『パルジファル』でアンフォルタスを歌う予定ですが、どちらも素晴らしいことでしょう。
特にマドッリッドの『パルジファル』はヘンゲルブロック指揮、古楽器オケ、バルタザール・ノイマンの演奏で注目です。

ところで、ふと気づくと50万アクセスを超えてました(゚O゚)
訪問者数ではなく、ページビューの総数ですが、思いがけず多くの方々の目に止まることとなり、恐縮しております。
お気軽ブログですので、たいした内容は今後もありませんが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします_(._.)_ 


ウィーン・フィル3・・・Grosses Festspielhaus・・・2012/8/15 [コンサート・リサイタル]

PROGRAM
FRANZ LISZT • Von der Wiege bis zum Grabe
FRANZ LISZT • Les Préludes
HECTOR BERLIOZ • Messe solennelle

Riccardo Muti, Conductor
Julia Kleiter, Soprano
Saimir Pirgu, Tenor
Ildar Abdrazakov, Bass
Vienna Philharmonic
Concert Association of the Vienna State Opera Chorus

日が経ってしまいました。
あと4公演の感想を書いてませんが、鑑賞したという記録だけで、感想というものは書けないと思います。
日が経って記憶が薄れたということもあります。
しかし、それ以前に、この後の公演『アリアドネ』で久々に脱力平目状態(見も心もペッタンコ)となり、この公演の印象が一気に吹っ飛んでしまいました。
『アリアドネ』の公演自体は素敵でしたが、問題は観客(T_T)
詳しくは次回に。

この公演が満足感の高い公演であったのは間違いないのですが・・・


まず、一日4公演はしご、12時間マラソンのような暴挙に出たこと自体、間違いだったようです^^;
アリアドネの後、
19時半からのゲルネのリサイタルではエッシェンバッハがピアノ、
21時からはまだ聴いたことのないバレンボイムのピアノリサイタル
ということで2兎を追ってしまいました。
今年のザルツのコンサートとリサイタルの充実ぶりは、困るくらい(;´Д`)スバラスィものがありました。

今後は更新もポチ・・・ポチ・・・・
そうそう頻繁にはできないと思います。

ルツェルンフェスティヴァル・オーケストラ・・・2012/8/11 [コンサート・リサイタル]

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モツレク終了後
LUCERNE FESTIVAL ORCHESTRA
Bavarian Radio Choir (Chorus Master: Peter Dijkstra)
Swedish Radio Choir (Chorus Master: Peter Dijkstra)
Claudio Abbado conductor
Juliane Banse soprano (Beethoven)
Bruno Ganz narrator
Anna Prohaska soprano (Mozart)
Sara Mingardo alto
Maximilian Schmitt tenor
René Pape bass

Ludwig van Beethoven (1770-1827)
Incidental music to Goethe’s tragedy “Egmont” for soprano, narrator and orchestra, Op. 84
Wolfgang Amadé Mozart (1756-1791)
Requiem in D minor, K. 626 (edition by Franz Beyer/Robert Levin)

マーラー8番からプログラム変更になったため、ファンからは失望の声も上がった公演です。

発売当日にネット環境が悪いところにいたので、チケット確保に失敗、諦めていたのですが、プログラム変更のおかげでリターンがあったらしく、売り切れだったのがネット販売にでてきました。
それにクラオタではないので、個人的にはプログラム変更云々は興味ありません。
初アバドをルツェルン・フェスティヴァル・オーケストラと充実のソリストで聴けたことだけで大きな喜びに他なりません。

コンサートホールは歌劇場の音響よりもずっと残響感が強いのですが、ベートーベン・エグモントとモーツァルトのレクイエムには素晴らしい音響空間でした。

エグムントはゲーテの悲劇
輝かしい弦の響きと柔らかな管の音色に序曲から感動、最後まで極上の音楽空間にどっぷりと浸る快感を味わうことができました。
ブルーノ・ガンツのナレーションはPA、
音楽と重なった渋い威厳のある声はPAでも違和感なく、悲劇を物語り
バンセの声はサラサラと心地よく響きました。
声が少々乾き気味に聴こえたのは、この後プロハスカの声もいつもより乾き気味に聴こえたので、音響のためでしょう。

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続くモーツァルト・レクイエム
ソリストも言うことなし
久々に聴いたパーペの声にも酔わせていただきました。
終了後の黙祷は永遠に続くかと思われるほど長く、
心に深く染みわたった鎮魂歌でした。

今思うと、語りや歌の字幕はなかったようでしたが、席から見えないだけだったのか?
聴いている間はそんなことも全く頭に浮かばず、音楽に浸ることだけで大満足だった公演でしたが、こういったコンサートでは字幕がないのが普通なのでしょうね。

もうザルツに戻らないで、このまま日本に帰りたい・・・・とも思ってしまいました。
また来年も来ようかな(・_・)

さてブルーノ・ガンツ
どこかで見たことがある・・・・と、ずっと考えていたのですが・・・ 
なぜか頭に浮かぶのはスターウォーズのヨーダ・・・( `・ω・) ウーム…
違うヨ・・・・←当たり前じゃ[パンチ]
ずっと後になって・・・・
総統閣下だ[手(チョキ)]


カメラータ・ザルツブルグ2・シューベルト&バルトーク・Mozarteum・2012/8/9 [コンサート・リサイタル]

PROGRAM
FRANZ SCHUBERT • String Quartet in A minor, D. 804 – "Rosamunde"
BÉLA BARTÓK • Contrasts – Dances for Violin, Clarinet and Piano
FRANZ SCHUBERT • Rosamunde-Impromptu for Piano in B flat, D 935/3
BÉLA BARTÓK • Music for Strings, Percussion and Celesta
FRANZ SCHUBERT • Romance from the drama Rosamunde, Fürstin von Zypern D 797
FRANZ SCHUBERT • An den Mond D 296
FRANZ SCHUBERT • Geheimes D 719
FRANZ SCHUBERT • Suleika II (Ach, um deine feuchten Schwingen) D 717
BÉLA BARTÓK • Divertimento for String Orchestra
FRANZ SCHUBERT • Overture to the melodrama Die Zauberharfe, D 644 – Rosamunde Overture
FRANZ SCHUBERT • Rosamunde, Fürstin von Zypern – Incidental music to the play by Helmina von Chézy, D. 797

Adam Fischer, Conductor
Quatuor Mosaïques
Ruth Ziesak, Soprano
Jörg Widmann, Clarinet
Erich Höbarth, Violin
Alexander Janiczek, Violin
András Schiff, Piano
Camerata Salzburg
Concert Association of the Vienna State Opera Chorus
Ernst Raffelsberger, Chorus Master

ハンガリー生まれのフランスのヴァイオリニスト,シャーンドル・ヴェーグ生誕百周年のコンサートです。
1971年からザルツブルク・モーツァルテウム音楽院で教鞭をとり、1979年からモーツァルテウム・カメラータ・アカデミカの指揮者として活躍、1997年にお亡くなりになった方です。

16時開始で終了が21時15分
ワグナーのオペラじゃありませんヨ
盛りだくさんの贅沢コンサートです。
休憩は20分、30分、20分と3回あり、普通のコンサートの2回分と考えてよいでしょう。
ただホールに入って思い出しました・・・こ・ここは木の椅子~~~
休憩が3回あるとは言え、これは覚悟しなくては・・・
と臨みましたが、思ったほど気にならず・・・
やはり肉付きが良くなったようですが、さすがに3回目の休憩後はチト痛かったです。

しかし、内容がバラエティに富んで、なおかつ全て充実の内容だったので、お得感のあるコンサートでした。

もったいないと思ったのは2回目の休憩の後、戻ってこない人が散見されたこと
他の公演に行った人もいたでしょうが、終わったと勘違いしてしまった人もいたかもしれません。

プログラムの構成がよくできていて、穏やかなシューベルトと激しいバルトークが交互に演奏され、両方の美しさが飽きる事無く、良さが強調される形になっていました。

モザイク四重奏団の演奏による、まらやかな味わいのシューベルト、
それぞれの技術が見事に絡み合ったバイオリン、クラリネット、ピアノの3重奏のバルトーク、
音色の美しさが際立ったシフのピアノ独奏、シューベルト
アダム・フィッシャー指揮、ピアノをシフが担当したバルトークの弦チェレ
シフのピアノ伴奏にソプラノの穏やかな声が印象的だったシューベルト、
ワクワクとエネルギッシュな弦の競演、バルトークのディヴェルティメント
最後はフィッシャー指揮、弦に管とティンパニが加わったオケの演奏、さらに合唱とソプラノ独唱も加わったシューベルトのロザムンデ

バルトークは初めて聴きましたが、いいですねー
調性などは先日のヒンデミットに少々似た複雑さを感じ、奥行、広がり感と力がある。
シフのピアノ、ヴィトマンのクラリネットそしてヤニチェクのバイオリンの3重奏はバイオリンとクラリネットが複雑な旋律を奏で、まるで対話しているように主張しあい、その技術たるやお見事でしたが、ピアノが仲を取り持つように控え目に調和していたのが印象的でした。
バイオリン担当のヤニチェクはその後のプログラムのオケでC・Mで活躍
弦チェレも良かった。ティンパニがこれほど多用な音を出す楽器とは知らなかった(;^_^A

最後のシューベルトはその厚みのある演奏に最初の序曲の後、感動のあまりか?舞台に向かって右手前方で拍手してしまった観客が・・・('_')
これにはマエストロ・フィッシャー、困惑して拍手した観客の方を向いて両方の手の平を向け・・・まだネ、まだまだ・・・オネガイしますよ・・・
その様子にお人柄の良さが現れて微笑ましく、拍手してしまった観客周辺からは更に拍手と笑いが起こってしまいました(--;)
その後の楽章でも、今度は反対側のお客さんの中にブラヴォーを口にしたお客さんでもいたのか?マエストロはそのお客さんの方をむいて、同様の仕草・・・まだですよ
ダメですよ、マエストロを困らせては・・・<`~´> 
しかし、今年のザルツブルク・・・・
観客の質の悪さはこんなものでは済まされなかった(ーー゛)
考えてみると、ユーロ安が昨年よりさらに進んで猫も杓子も世界中から集まっているのが原因かも?
自分もネコだけど('_')・・・


最後、会場は賞賛で満たされました。


マリエッラ・デヴィーア リサイタル・・Teatro alla Scala・・2012/3/26 [コンサート・リサイタル]

Soprano Mariella Devia
Piano Enrica Ciccarelli

Programme
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3年ぶりに聴くデヴィーア
ベルガモ・ドニゼッティ歌劇場来日公演「椿姫」では、初めて聴けた喜びはありましたが、指揮者と息が合わない時が散見され、こんなものではないはず・・・という疑問も同時に残りました。
昨年の夏の来日リサイタル公演は所用で行けず、ようやく訪れた機会です。

上の写真のプログラムは譜面を見ながらの歌唱・・・
素晴らしい・・・

さらに真の姿を披露してくれたのは、アンコール3曲。
ベッリーニ「ノルマ」からCasta diva
プッチーニ「トゥーランドット」からリューのアリア
最後の一曲は周りの人に聞いたのですが、誰もわからず???
同じくプッチーニ「つばめ」からのアリアだそうです。
(keyakiさん、いつもありがとうございます。)

とろけました。
至福の時・・・・

デマチは大混雑。
でも笑顔をたやさず、ひとりひとりサインしてくださいました。
舞台上では大きく輝いて見えましたが、小柄でかわいらしい方でした。
いつまでもお元気で歌い続けていただきたいです。

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