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ラ・ボエーム・・・Bayerische Staatsoper・・・2016/7/6 [オペラ]

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 5日の『裁判官』から8日ベルリン『トロヴァトーレ』まで、どこで何を観ようか? エクスやマドリッドで興味のある公演はあってもさすがに遠すぎて面倒なので、結局ミュンヘンへ。

 源氏の白旗良い旗印[るんるん]よくみりゃ父ちゃんのふんどしだ[るんるん]という歌を思い出してしまった今年のバイエルンフェスのデコレーション。屋根の上の旗まで真っ白。そんな歌を思い出してしまったのも申し訳なく、白い布で統一したのには何か意味があるのかと思い、係りの人に尋ねたのですが、特に意味があるかどうかもわからないとのこと。でも少なくとも源氏の白旗やふんどしからイメージするわけはないのであります。

Musikalische Leitung Asher Fisch
Inszenierung Otto Schenk

Mimì Sonya Yoncheva
Musetta Julie Fuchs
Rodolfo Wookyung Kim
Marcello Levente Molnár
Schaunard Andrea Borghini
Colline Goran Jurić
Parpignol Petr Nekoranec
Benoît Christian Rieger
Alcindoro Peter Lobert
Ein Zöllner Igor Tsarkov
Sergeant der Zollwache Johannes Kammler
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 バイエルンというと斬新な演出のほうが強い印象ですが、カビが生えそうな演出もしっかり残っていて、このボエームもその一つ。ドイツ語圏は公演数の多さから、斬新な演出が一番多いのもドイツなら、カビが生えそうな演出が多いのもドイツ語圏で、結局選択肢が多いというところなのです。

 失礼ながら個人的にはオマケの公演なので大した興味もなく、唯一楽しみな点を挙げるとしたら初ヨンチェバ。
 演出の面白さなどあるわけないのですが、出演者のキャラがそれぞれ立っていて、なおかつチームワークよく、最後は結構泣ける良い公演でした。

 ヨンチェバはミミの役柄のイメージに声も容姿もピッタリ。プッチーニとあって結構鳴らす部分があったのですが、余裕の声量。
 パークは『冷たい手を』でハイCを出したのは立派。少々気になったのは演技面で、仲間達と歌うときは自然体でよいのに一人でアリアを歌うと歌に集中してしまうためか演技が不自然で不器用な感じになってしまっていたのですが、多くのテノールが避けて歌う高音を出していたのですから、それも納得の範囲ではあります。
 主役2人も良かったですが、マルチェロ&ミュゼッタ役がそれぞれ役柄に合って、個性を発揮したことも充実した公演となった大きな要因です。マルチェロ役のモルナールはこの劇場のアンサンブルのようですが、懐の大きさを感じる歌唱に人柄の好さがにじみ出ていて、ミュゼッタ役のフックスは茶目っ気ある愛らしさで好演でした。ただフックスはは爆演大声大会的な部分もあるプッチーニより古楽あるいはロッシーニなどの技術系のほうがより良さを発揮できるのかもしれません。もちろん声のコントロールも素晴らしいし、舞台センスもすごく良いので不満があるわけではないのですが、少々コンパクトな印象になってしまうので、劇場サイズもチューリッヒくらいで技術系の歌を歌っているほうがより素晴らしい気がしました。


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